こんばんは。以前紹介したデオキシスですが、どうしても安定性に欠けるところがありました。
ちょうど暇つぶしになんとか安定性を上げることはできないかと試行錯誤していたところ、よく一撃デッキに事故回避として《コロトックV》が使われていたのを思い出しました。
もしかしたらこれは《ゲノセクトV》っぽい動きができるのではないか?と思い、さっそくデッキを組んでみることにしました。
若干のネタ感はあると思いますが、もしかすれば誰かの今後の構築のヒントになるかもしれないので簡単に紹介をします!
目次
クイックボールなしフュージョンデオキシスデッキレシピ
ポケモン (15) | |
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コロトックV S5R 004/070 | 2枚 |
デオキシス S8 045/100 | 4枚 |
デルビル SGG 004/019 | 4枚 |
ヘルガー SGG 005/019 | 3枚 |
モルペコ SGG 007/019 | 1枚 |
マーシャドー SM12a 064/173 | 1枚 |
グッズ (25) | |
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バトルVIPパス | 4枚 |
活力の壺 | 4枚 |
ポケギア3.0 | 4枚 |
パワータブレット | 2枚 |
ポケモンいれかえ | 2枚 |
ふうせん | 2枚 |
しんかのおこう | 2枚 |
霧の水晶 | 3枚 |
リセットスタンプ | 1枚 |
ツールジャマー | 1枚 |
サポート (9) | |
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ピオニー | 4枚 |
カミツレのきらめき | 2枚 |
博士の研究(アララギ博士) | 2枚 |
ボスの指令(フラダリ) | 1枚 |
スタジアム (2) | |
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あくの塔 | 2枚 |
エネルギー (9) | |
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いちげきエネルギー | 4枚 |
フュージョンエネルギー | 4枚 |
基本超エネルギー | 1枚 |
見ての通り、従来のポケカの構築では珍しい《クイックボール》を採用していない構築のテストも兼ねたデッキとなっております。
デッキの使い方というか解説
コンセプトは例のウッウロボピオニーギミックで一撃デッキの事故防止としてよく使われる「コロトックV」がゲノセクトVの役割をしてくれます。
確かにこのデッキは相手よりいちはやく《ヘルガー》に進化したいため、先攻をとりたくなります。しかし今回は後攻をとります。
《デルビル》が先攻2ターン目で倒されたところで、このデッキは《デルビル》を後攻1ターン目で《バトルVIPパス》で複数並べるため倒されてもそれほど痛くありません。
それ以上にサポートカードの《ピオニー》を使えるのは大きいですね。
デッキに採用しまくっている《ピオニー》をなんとか後攻で《ポケギア3.0》で引き当てます。初手にあれば最高です。
《あくの塔》をあらかじめ使い、《コロトックV》をバトル場に《ポケモンいれかえ》などで出し、《ピオニー》を使ってよーい、スタート。
《コロトックV》の特性は《ゲノセクトV》とは違い完全に1ターンに1回しか使えませんが、複数採用することで倒されたときの保険になります。
《パワータブレット》はデッキの性質上、1回ないしは2回使えれば十分なのと序盤で引くとよく腐っていたので2枚採用に抑えています。ややオーバーキル気味だったのでちょうど良い塩梅になったとおもいます。
従来の一撃デッキは《クイックボール》の手札コストは無視できないものだったため、【デオキシス】でも同じことをしようとして第一回目に投稿したものは安定感に欠けたロマンデッキになっていた気がします。
こちらはある程度、堅実に動かせるデッキとなったかなと。
ただし【ミュウVMAX】にもいえますが《頂への雪道》+《リセットスタンプ》にはくれぐれも注意しましょう。
デオキシスデッキの評価
扱いやすさ | ★★★ |
安定性 | ★★ |
強さ | ★★★★★ |
楽しさ | ★★★★★ |
倒されてもサイドが1枚しかとられない非Vポケモンを中心にした珍しいデッキです。
「いちげき」「フュージョン」どちらの要素も兼ね備えているかなり面白い要素も多いデッキとなっています。
VMAXデッキでは味わえないサイドプランを作ることができ、「普段のデッキとはちょっと違う」デッキを使いたい場合にはおすすめのデッキとなります。
デオキシスデッキ採用カード解説
キーカード | 解説 |
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デオキシス | 《フュージョンエネルギー》さえあればワザ「フォトンブースト」で160ダメージを出すことができます。 実際は《いちげきエネルギー》がほとんどの状況で2個ついているので200ダメージを出すことができます。 さらに《パワータブレット》を使うことでVポケモンも一撃! |
ヘルガー | 特性「いちげきのほうこう」で《デオキシス》にどんどんエネをつけていきます。 《デオキシス》が倒されたら《活力の壺》でデッキに戻し再加速! たまに《モルペコ》にエネ加速したり、自らトドメ役としてアタッカーになることもあります。 |
カミツレの | 主にサーチができない《フュージョンエネルギー》を《デオキシス》につけるためのカードです。 できるだけ《デオキシス》が場に2体いるときに使いましょう。 |
パワー | ただでさえ高い《デオキシス》のワザ「フォトンブースト」をさらに上げることができます。 |
いちげき | このエネルギーを2枚と《フュージョンエネルギー》1枚をつけ《デオキシス》で攻撃します。 よってワザのダメージは180~200は保証されているのでVMAXポケモンは2回の攻撃で倒すことができます。 |
モルペコ | ワザ「ふまんばくはつ」はダメカンが4つのっていると120ダメージ、さらに《いちげきエネルギー》2枚で+40の160ダメージを与えることができます。 これは《ミュウVMAX》《こくばバドレックスVMAX》などを弱点込みで一撃で倒せるパワーです。これらのポケモンは《デオキシス》だけでは勝ち切るのは難しいため対策カードとして採用しています。 《デオキシス》の負担を減らすことができるサブアタッカーです。 |
デオキシスの盤面
《ヘルガー》が2体並ぶのが理想の場です。これで《デオキシス》が倒されても後続の《デオキシス》が《いちげきエネルギー》を2枚つけさらに攻撃していくことができます。
《カミツレのきらめき》もしくは手札から《フュージョンエネルギー》1枚をつけることで《ヘルガー》の特性「いちげきの咆哮」でエネ加速をし即座に攻撃できるようにしています。
デオキシスデッキの有利・不利
有利 | ||
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超タイプで弱点をつくことができる点は【れんげきウーラオスVMAX】相手に有利です。
また倒されても1枚しかサイドがとられない点は【いちげきウーラオスVMAX】に有利な要素といえます。
不利 | ||
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一方で【ジュラルドンVMAX】は特殊エネルギーを必ずつけるデッキの性質上ほぼ勝ち目がありません。進化される前に《ジュラルドンV》を倒すくらいでしょうか。
《頂への雪道》を採用し【まてんろう】を無効化するアイデアも試しましたが、基本的に《デオキシス》は2回の攻撃でVMAXポケモンを倒すため、スタジアムを張替えられることもあるためほぼ勝てない不利対面であることには変わりませんでした。
キーカードも多いため《あくの塔》でデッキを回すことを優先しています。
《モミ》で回復される【れんげきインテレオンVMAX】や、《デオキシス》を倒すとサイドを2枚もとられてしまう【三神ザシアン】系統のデッキも苦手です。