ミュウVMAXデッキレシピ

ポケモン (14) | |
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ミュウVMAX S12a 054/172 | 3枚 |
ミュウV S8 039/100 | 4枚 |
ゲノセクトV S8 069/100 | 4枚 |
メロエッタ S8 048/100 | 2枚 |
オドリドリ S12a 022/172 | 1枚 |
グッズ (29) | |
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パワータブレット | 4枚 |
ウッウロボ | 3枚 |
ネストボール | 3枚 |
ハイパーボール | 4枚 |
バトルVIPパス | 4枚 |
フェザーボール | 2枚 |
森の封印石 | 2枚 |
こだわりベルト | 2枚 |
ロストスイーパー | 2枚 |
あなぬけのヒモ | 2枚 |
いれかえカート | 1枚 |
サポート (7) | |
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カミツレのきらめき | 3枚 |
ボスの指令(アカギ) | 3枚 |
ツツジ | 1枚 |
ミュウVMAXの強みと弱み
○ 先攻では「テクノバスター」後攻では「メロディアスエコー」と進化前ポケモンVを早期に倒すことができる
○ HPが削れたときに「サイコジャンプ」で逃げることができる
○ とにかく安定性が飛び抜けて高く他のデッキと比べると事故がとても少ない
○ 相手の事故の隙を許さないデッキなので相手が事故れば勝利をほぼ勝ち取れる
○ 《ダブルターボエネルギー》に対応
✕ 1-2-3(ゲノセクトV・メロエッタ・ミュウVMAX》と順当にサイドを取られて負けることがある
✕ 対策していないこのデッキは全スタンあわせて最強クラスのデッキなので常に意識されやすい
✕ ほぼどのデッキでも採用されている《ドラピオンV》のエネなしワンパンに悩まされる
構築経緯とミュウVMAXを使った経緯について
こんにちは。カードフリークスのみなぎです。
いつもはロストを中心に使っていたのですが、最後のDレギュのシティを終えた後、新レギュのカードプール始まってexたちをこの《ミュウVMAX》相手に試してみました。
……すると、不思議なことに全然【ミュウVMAX】に勝てないのです。
たまに【ミュウVMAX】が事故る時はあり【ミライドンex】が勝てることもありましたが、【ミライドンex】はサポートを常に手札にキープするのが難しく《エレキジェネレーター》の運ゲーになったりと、向こうのほうが事故率が高くて負ける。このことが試していて多かったです。
確かに執筆時点でのデッキ最大出力は【オリジンギラティナVSTAR】ですが、彼を呪術廻戦の「五条悟」だとすると【ミュウVMAX】は「乙骨優太」というイメージです。
実際にはどうだったのか
10-2は正直なところ上ブレと新レギュ考察にお正月を注ぎ込んだのでそこのスタートダッシュができているだけで、私がシティに追いつく頃にはまた鍛え直す必要がありそうです。
ただ、このデッキの4割くらいは「相手が上手く回らない一方でこちらは《メロエッタ》《ミュウ》を安定して《バトルVIPパス》で並べてサイドレースで事故を許さず進化前Vを倒す……ということが多かったです。
後述しますが、なんなら【ダークライVSTAR】にも勝てました。
また多くのデッキが先攻を取られるとそれだけで不利になってしまいますが、このデッキは後攻でも強いデッキとなっております。
そのためじゃんけんの勝敗によるストレスが軽減されるので使っていてある意味ではとても楽なデッキでした。
本当に【ミュウVMAX】は初心者でプレイングも荒削りな中、トレリの2位のポイントをゲットできたのは大きかったです。
つまり、強いデッキであって強いミュウ使いはもっと強いということです。
デッキ採用カード解説
ウッウロボ 3枚
そこから解説するの!?という感じですが解説します。
このカード、私は3枚しか持っていなくて当初は《ネストボール》をコストにするために4枚必須かなと思ってました。
しかしルールの変更により「ポケモンのどうぐ」が「グッズ」じゃなくなったことにより1人回しツールで4枚採用は事故要素になることもありました。
4枚持っておくのがベストだと思いますが、3枚で回してしっかりから構築がしっくりきました。
フェザーボール
今回のデッキのMVPカード。このカードに何回も拾われた。
《バトルVIPパス》を《ゲノセクトV》に回しつつこのカードで《ミュウV》をサーチすることができます。
なんなら同じ逃げエネが0の《ミュウVMAX》ですらサーチできてしまうという万能っぷり。
ただし本当にミュウ系統しかサーチできないので2枚採用にとどめています。
ミュウVMAX 3枚
このデッキは入れ替え手段が少ないためできるだけ「テクノバスター」を使わずに攻撃していきます。
「メロディアスエコー」の3エネ210ダメージも同じダメージかつ連打できるのでたまに活用しています。
《こだわりベルト》《パワータブレット》と組み合わせることでVSTARポケモンをワンパンしていきますが、たまに「メロディアスエコー」280ダメージが出たりもします。
HPが削れた時は《パワータブレット》「サイコジャンプ」で相手の非Vを倒しながら実質回復していけるのも強いですが、後続に負荷がかかるためそのプレイは機会に恵まれずしたことがありません。
ネストボール 3枚
ポケモンカードは「できないことがある」カードは使えません。
つまりベンチが埋まってるとこのカードの処理手段は《ハイパーボール》や《ウッウロボ》などに限られ《ゲノセクトV》の特性「フュージョンシステム」でドローする枚数が減ります。
あとは《ロストスイーパー》のコストでしょうか。
「安定感を重視」するなら少しでも不安要素を
オドリドリ 1枚
人によって意見が分かれるカードですが個人的には必須です。
特に最近多い【ヒスイゾロアークVSTAR】の攻撃を耐えるにはこのカードの存在が不可欠となります。
頂への雪道 2枚
《ドラピオンV》対策には2種類あります。
ひとつは《ロストシティ》を採用し再利用させない方法。
もう一つは《頂への雪道》を使うことで《ドラピオンV》の特性をなくす方法です。
前者の《ロストシティ》ですが、そもそも相手が《ドラピオンV》を使い回してくるとは限りませんし、【ロスト】系統の相手の手助けになってしまいます。
そのためお祈りゲーではありますが《頂への雪道》を貼ることで《ドラピオンV》を回避しています。
当然、このカードを使うと《ゲノセクトV》が使えなくなるので《ツツジ》を使って相手の手札を減らすとなお着実なものとなります。
コトブキムラ 1枚
【ミュウVMAX】の手札事故でよくある「ポケモンを引きすぎて「フュージョンシステム」が使えない。
という手札をリフレッシュできます。
また、後攻で残念ながら「メロディアスエコー」が使えなかった時は一方的に利用できるスタジアムになるケア性能の高さも評価しています。
ロストスイーパー
なぜか【ミュウVMAX】を強化してしまった鬼のカード。
このカードは自分の場の《森の封印石》をロストして不要なポケモンや《ネストボール》などをロストすることで《ゲノセクトV》のドロー枚数を増やすことができます。
このデッキの使い方
先攻の場合
《バトルVIPパス》で《ゲノセクトV》をできる限り並べ手札次第では《フェザーボール》で《ミュウV》も並べ、とにかく1ターン目から「フュージョンシステム」でドローをすることを目標とします。
これは先攻、後攻共通しております。
先攻の場合、エネをはってない《ミュウV》をバトル場に、エネをつけた《ミュウV》がバトル場にいるのが理想です。
後攻の場合
《メロエッタ》を採用しているタイプの【ミュウVMAX】はある程度失敗のリスクを覚悟しても全力でポケモンをとりにいきます。
例えばその標的が《アルセウスV》《ダークライV》のときなどです。
というか《ダークライV》はHPが210なため《メロエッタ》の「メロディアスエコー」210ダメージでそのままテンポを奪って勝つなんてこともできます。実際それをしました。
そのためにも「フュージョンシステム」の1人回しは結構重要なのでふなむしさんの1人回しツールモードで暇があれば私は電車の中などで1人回ししています。
大会当日の思考時間が早くなりおすすめです。
今後の環境におけるミュウVMAXデッキについて
正直に申し上げますとほとんどのデッキに《ドラピオンV》が採用されており《ギラティナVSTAR》のVSTARワザで即きぜつもアリで《ギラティナVSTAR》が環境トップにいる限りかなり厳しいです。
《頂への雪道》もあくまでお祈りゲーで《ロストスイーパー》などでロスト送りにされて《ドラピオンV》を倒されることも。
《ミライドンex》など対応できるデッキはまだまだ多い印象ですが、《ダークライVSTAR》【悪れんげきウーラオス】の台頭なども考えると環境的には勝てなくなっていってるデッキです(事実、ポケカのデータを集めるおすぎさんのデータでもミュウは時間経過とともに勝率が下がっています)。
なので、ひとまず別のデッキを使って、また環境の通りが良くなった頃に【ミュウVMAX】を使うことにしました。
忘れてはいけませんが対策カードがあるだけでやはりこのデッキパワーと安定性は抜けてます。《ドラピオンV》がどのデッキにも採用されているのは逆にいうと【ミュウVMAX】がそれほど強い証です。