今回はジムバトルでボコボコにされてきたやま@ポケカ(@mirasamagannba)さんの斬新な【オリジンディアルガVSTAR】デッキを紹介します。
オリジンディアルガVSTARデッキ

ポケモン (16) | |
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オリジンディアルガVSTAR S12a 101/172 | 2枚 |
オリジンディアルガV S10D 074/067 | 2枚 |
カメックス S10b 017/071 | 2枚 |
ゼニガメ S10b 015/071 | 2枚 |
ディアンシー S12a 186/172 | 3枚 |
ネオラントV S12a 216/172 | 2枚 |
ザマゼンタV S12a 232/172 | 1枚 |
ドラピオンV S12a 227/172 | 1枚 |
かがやくゲッコウガ S12a 033/172 | 1枚 |
サポート (11) | |
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カイ | 4枚 |
キバナ | 1枚 |
博士の研究(ナナカマド博士) | 1枚 |
セイボリー | 1枚 |
セレナ | 1枚 |
ツツジ | 1枚 |
ボスの指令(アカギ) | 2枚 |
スタジアム (2) | |
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テーブルシティ | 2枚 |
エネルギー (12) | |
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基本鋼エネルギー | 10枚 |
基本水エネルギー | 2枚 |
新レギュでも強い!破壊神オリジンディアルガVSTAR
こんにちは。カードフリークス代表のみなぎ(@mairi_pr)です。
今回は先述の通りやま@ポケカ(@mirasamagannba)さんにジムバトルでボコボコに、しかも《メタルソーサー》のスタン落ちによりもう構築不可となったのではないかと思っていた【オリジンディアルガVSTAR】デッキを私が無理を言って構築を教えてもらいました。
まだ優勝こそしていないものの勝率は7割とかなり強いデッキであることがわかります。ただ、プレイングはとても難しく敗北するときはプレイングミスだそうです。
さらにありがたいことに採用カードの理由も教えていただきましたので代筆という形で解説させていただきます。
現環境のオリジンディアルガVSTARデッキについて
【オリジンディアルガVSTAR】は前の環境より刺さりがよくなってるそうです。
また間違いなく環境で考慮されないデッキなため意表をつくことができます。カードが詳しくない相手には《ゼニガメ》から何をしてくるのかすらわからないでしょう。
答えは《カメックス》の特性「かつりょくせん」で一気に《オリジンディアルガVSTAR》にエネ加速をします。
実際海外の大会でDレギュの似たような構築が優勝していたがそのときは日本ではそれほど注目されなかったデッキです。
環境トップの【ミュウVMAX】は《オリジンディアルガVSTAR》のVSTARパワーのあと《ドラピオンV》で勝利できますし、他の上位デッキにもVSTARパワーの圧倒的な力で押し切れます。
また、全体的にカードパワーが下がっており《オリジンディアルガVSTAR》がワンパンされづらい環境になったのも追い風だそうです。
《メタルソーサー》を失ってもなお諦めないどころか、むしろ新環境になったことで《オリジンディアルガVSTAR》に新たに可能性を感じたことに私は驚愕しました。
オリジンディアルガVSTARデッキの使い方
大前提
キーカード | ||
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入れ替えカードは大事に使いましょう。
山札確認でエネルギー、サポート、《オリジンディアルガVSTAR》「カメックスライン」は絶対確認。
ロストには絶対に《かがやくゲッコウガ》「げっこうしゅりけん」を飛ばす。
そのためにVSTARパワーの「スタークロノス」と《ボスの指令》のコンボでは相手の《マナフィ》を倒します。
- 《オリジンギラティナVSTAR》の場合、普通に《オリジンギラティナVSTAR》取って勝てます。ロスト系にはツツジを絶対キープで。
- ベンチはネオラントのために1〜2枚は空けておく。
- エネルギーリサイクルは捨てない。
- 博士の研究を気軽に打たない。
- vmaxのデッキには鋼エネルギー1枚手札に持っておくと6枚つけた後手張りでワンパンできるので最強。
1ターン目
キーカード | ||
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《あなぬけのヒモ》入ってるデッキは《ディアンシー》2匹《ゼニガメ》《かがやくゲッコウガ》(ディアルガ←2ターメ目にだしたほうがよい相手もある。《ジャッジマン》を警戒するなら出して良い)。
《ディアンシー》は余裕がなければ一体でも良い。2体は《あなぬけのヒモ》のケアになりますが過剰なことが多いです。
相手が雪道張ってきそうなデッキ(ミュウ、アルセウス、ロストギラティナ)には《ネオラントV》まで出してカイサーチしても良い。手札次第です。
相手、手札、後行によって《ゼニガメ》を2匹出します。
《ディアンシー》を並べられてるなら1匹でもいいです。
2ターン目
キーカード | ||
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《カイ》で《ふしぎなアメ》と《カメックス》をサーチします。
できれば《ディアンシー》をバトル場に、相手によっては《オリジンディアルガVSTAR》に進化。
3ターン目
《オリジンディアルガVSTAR》で無双してください。
オリジンディアルガVSTARが倒された後
サイド3枚か4枚大体取ってます。
《ディアンシー》でをバトル場に出して相手がvmaxなら《オリジンディアルガVSTAR》を育てます。
または《かがやくゲッコウガ》《ザマゼンタV》で倒します。
あと、なるべく《ハイパーボール》のキープとかですかね。《ネオラントV》を出すことで《ボスの指令》をサーチし試合展開を有利にできます。
採用カード解説
カイ 4枚
まさかの鋼デッキに《カイ》4枚採用。
《ふしぎなアメ》と《カメックス》をサーチし《オリジンディアルガVSTAR》にエネを安定してつけます。
ディアンシー 3枚
準備中の《オリジンディアルガVSTAR》《ボスの指令》から護るための採用。
採用率が高くなってきた《あなぬけのヒモ》をケアするために3枚と多めに採用してバトル場とベンチ両方に《ディアンシー》を揃えるのが理想だそうです。
カメックス
特性により《オリジンディアルガVSTAR》を一気にエネ加速ができます。
このカードは《オリジンディアルガVSTAR》では倒せない《ミルタンク》の対策にもなっています。
博士の研究 1枚
1枚採用です。
このカードは《カメックス》《ふしぎなアメ》など序盤には手札からトラッシュしたくないカードが多いため1枚採用にとどめています。
ネオラントV 2枚
サイド落ちをケアするために2枚採用と思いきや、ふつうに2枚試合で使うそうです。
確かに《オリジンディアルガVSTAR》はVSTARパワー+《ボスの指令》が強いので2枚使うのも納得です。
テーブルシティ 2枚
このカードの枠、スタジアム枠は色々考えました。
《頂への雪道》は自分の《ネオラントV》の動きを阻害してしまう、《ビーチコート》は相手の【ロストバレット】の手助けをしてしまう……
そこで《テーブルシティ》の採用。このカードは相手も助けてしまうことになりますが「自分が最強の周りをすれば相手が最強の周りをしても勝てる」デッキなので相手に利用されるリスクより自分のコイン成功のリターンが大きすぎるため選択したそうです。
「スタジアムが噛み合えば、このデッキは最強です」とのこと。
このデッキの負けパターン
このデッキの負けパターンは、使用するのがとても難しいデッキなのでプレイングミスが原因で負けることが多いとのことです。
しかしそれは練習をすればいくらでも補えるので敗北の理由がさらに強くなる可能性を秘めていて素晴らしいと感じました。
また理不尽な負けが多いそうです。
これに関しては《テーブルシティ》を採用していることにより理不尽な負けに遭遇する可能性が高まってしまいますが、相手の上振れによる理不尽すぎる負け方はどのデッキを使っていても負けるので、これも仕方ないと思いました。
さいごに
やま@ポケカ(@mirasamagannba)さんはこのデッキを流行らせたいそうです。質問も快く受けてくださると思うのでぜひデッキ相談をされてみてはいかがでしょうか?