- 1 強化拡張パック「イーブイヒーローズ」とは
- 2 イーブイヒーローズ収録 UR
- 3 イーブイヒーローズ収録 ポケモンV
- 4 イーブイヒーローズ収録 ポケモン
- 4.1 カイロス(評価:C)
- 4.2 オニシズクモ(評価:E)
- 4.3 ハハコモリ(評価:E)
- 4.4 ワタシラガ(評価:C)
- 4.5 マグカルゴ
- 4.6 エンテイ
- 4.7 マリルリ
- 4.8 マンタイン
- 4.9 ラグラージ(評価:C)
- 4.10 ミロカロス(評価:C)
- 4.11 ライチュウ(評価:B)
- 4.12 マルマイン(評価:C)
- 4.13 ロトム(評価:E)
- 4.14 シビルドン(評価:E)
- 4.15 クチート(評価:B)
- 4.16 フラージェス(評価:C)
- 4.17 シロデスナ(評価:C)
- 4.18 マーシャドー(評価:C)
- 4.19 マーシャドー(評価:C)
- 4.20 イエッサン
- 4.21 ゾロアーク(評価:D)
- 4.22 ゴロンダ(評価:C)
- 4.23 オーロンゲ(評価:D)
- 4.24 ペルシアン
- 4.25 イーブイ(評価:C)
- 4.26 ガルーラ(評価:E)
- 4.27 ドーブル(評価:B)
- 5 イーブイヒーローズ収録 グッズ
- 6 イーブイヒーローズ収録 サポート
- 7 イーブイヒーローズ収録 スタジアム
- 8 イーブイヒーローズ収録 エネルギー
- 9 同時発売 イーブイヒーローズVMAXスペシャルセット
強化拡張パック「イーブイヒーローズ」とは
イーブイから進化するいわゆる「ブイズ」たちを中心としたパック。問屋の在庫が非常に少なく、予約はプレミア価格となっている。
発売日
2021/5/28発売
定価
1パック165円(税込)
1BOX 4,950円(税込)
イーブイヒーローズを予約
イーブイヒーローズ収録 UR
インテレオン(評価:A)
大人気クイックシューターれんげきインテレオンがURで再録。れんげきメッソン、うらこうさくジメレオンを採用するデッキでは必須級のカードです。
進化途中のうらこうさくジメレオンがレベルボール対応でとても強く、そのままこのポケモンに進化させてベンチに置くことで活躍できます。
通常、2進化ポケモンは使いにくくデッキではあまり採用されませんが、インテレオンはジメレオンが強いこととすんなり場に出せること、うらこうさくインテレオンと選択で場に出せることなど様々な要員が伴い、高い採用率を誇るようになり現在高騰しています。
今回初登場のカードではグレイシアVMAXやシャワーズVMAXとの相性が抜群です。
ターフスタジアム
進化後の草タイプのポケモンを手札に加えることができます。
2進化ポケモンのみつりんめいさいジュナイパーデッキやゴリランダーを使ったデッキなどに採用されます。
イーブイヒーローズ収録 ポケモンV
リーフィアVMAX(評価:B)
ワザ「ダイリーフ」が地味なため、弱点をつかない場合はもうひとつのワザ「くさむすび」で攻めていくことになります。
ワザ「くさむすび」は倍率が×60と非常に優秀です。お互いの逃げエネを2増やすガラル鉱山を使うとワザの威力が上がります。
ガラル鉱山で三神の逃げエネが合計5枚になるので300ダメージと一撃で倒すことができるようになります。
あくまでコンボ前提ですが、ガラル鉱山とあわせるとだいたいのポケモンVを2エネで倒すことができるようになります。リーフィアVでエネを確実に持ってくることができるので安定感もあります。
ただし相手のふうせんにより逃げエネを減らされるとワザの威力も減ってしまうのが難点。使うならレパルダスVやツールスクラッパー、ツールジャマーなどとあわせて使うと良いでしょう。
サンダースVMAXのような逃げエネが0のポケモンには「くさむすび」はそれほど有効ではないのでワザ「ダイリーフ」で攻めましょう。
リーフィアV(評価:B)
特性「りょくかさいぼう」は、使うと自分の番が終わるかわりに、自分のポケモンに草エネルギーをつけることができます。
先攻の最初のターンなどワザが使えないタイミングで使うと、より効果的に使える特性です。ザシアンVに近い特性を持っていますが、こちらは確実にエネをつけるかわりにドローをすることはできません。とはいえ強力な特性であることに変わりはないでしょう。
ブースターV(評価:B)
ワザ「もえるいぶき」はなんとデッキから炎エネをサーチして自身につけることができるセルフエネ加速手段をもっています。
リーフィアGX同様、今後登場するであろうブースターVMAXの進化元として強力です。おまけのようにダメージを与えている点もグッド。
炎炎無でつかえるワザも悪くはない性能です。
シャワーズV(評価:C)
相手のポケモンから攻撃を逃れつつワザを使うことができるのでリーリエのピッピ人形との相性が良いです。しかし与えるワザのダメージは少ないため、基本はシャワーズVMAXの進化元として使っていくことになります。
トリプルドローもワザを使ってまでドローすることは1ターン目以外ではよほど事故っている限りないですが、保険としては強力です。
グレイシアVMAX(評価:C)
相手のVMAXポケモンのワザのダメージを受けないため、進化前で殴ることが難しいムゲンダイナVMAXデッキなどを詰ませるポテンシャルを持ったポケモンです。
一方で、依然として強力なタッグチームやザシアンVなどのポケモンV、さらには相手のグレイシアVMAXのダメージは防ぐことはできません。
ワザの性能も突出して高いわけではないので過信ができないカードです。
今後タッグチームやGXポケモンたちがスタン落ちで使えなくなると相対的に強くなり価値が上がるカードといえるでしょう。
専用のバッジは「スノーリーフバッジ」。弱点と逃げエネがなくなります。ザシアンVに弱点をつかれるグレイシアVMAXにとっては欠かせないものとなるでしょう。
グレイシアV(評価:A)
グレイシアVMAX次第ですが、なんと後1でVMAX進化をできるという他のVポケモンに類を見ないポケモンです。
VMAX進化を確実にする、進化を重視したブイズらしいワザです。
VMAXポケモンは進化先を揃えることが難しく、デッキ構築が難しく安定性も落ちてしまいますが、グレイシアはクイックボールでサーチできますしVMAXがワザで進化できる&そのターンで進化できるのは革命。
また、水タイプのポケモンはメロンやモスノウにエネ加速ができ、強いポケモンが多い炎タイプに弱点をつける波に乗っているタイプです。
唯一の欠点は鋼弱点なためザシアンVに進化後ともども弱点をつかれてしまうところ。ウィークガードエネルギーやスノーリーフバッジで弱点をなくしていきましょう。
サンダースV(評価:B)
1エネで動くことができるワザを持っているのはVMAXの進化元としては嬉しい。しかしダメージがやや低めなのが玉に瑕。
ワザ「ミサイルバリ」は不安定かつ、必要エネも多いので進化元と割り切りましょう。
最大の評価点は逃げエネが0ということ。スタートポケモンになったとしてもベンチに逃げやすくなっています。
また、サンダースVMAXも逃げエネが0であることが判明しています。
エーフィV(評価:C)
ワザ「しねんのだんがん」で1エネ時から動くことができ、一見便利そうにみえます。
しかしイーブイヒーローズ発売時点のスタンダードレギュレーションはGXポケモン、特にタッグチームが強く、それらのポケモンにダメージを与えることができないので結果的に相手が選ぶ使いにくいワザとなってしまっています。
Cレギュレーションが使えなくなりVポケモンの使用率が高くなれば評価が上がるポケモンといえます。
ニンフィアVMAX(評価:C)
ワザ「ダイハーモニー」はタイプを並べることでダメージを増やすことができるワザ。
5タイプ集めることで220ダメージを出すことができますが、つけた基本エネルギーの種類のタイプを獲得するカクレオンやと組ませると理論上の最大ダメージはさらに上がります。
そのほか、ダブルタイプのバシャーモやジバコイルなどを使っても威力を上げることができます。特にバシャーモはニンフィアVの弱点である鋼タイプに弱点をつくことができます。
無タイプのさるぢえヤレユータンや悪タイプのクロバットV、雷タイプのデデンネGXなど汎用性の高いポケモンでもタイプを分散させることができるため、カクレオンなどを使わなくてもそれなりのダメージを出すことができます。
ニンフィアVと同じくワザに必要なエネルギーは無色タイプなのでさまざまな組み合わせが考えられるポケモンです。ですが、ワザに必要なエネが多く専用の構築が必要な割にはリターンが今のところ少ないので環境上位に入るほどでは今のところはないでしょう。
ニンフィアV(評価:B)
グッズならなんでもサーチできるかわりにザシアンVのように使うとターンが終わる特性をもっています。
各ブイズの専用グッズであるバッジをもっとも使いやすい特性を持っているといえるでしょう。
リボンバッジはツールジャマーやツールスクラッパー、レパルダスVでトラッシュされる可能性はあるもののとられるサイドを1枚少なくするというバッジの中でも特に強い効果をもっており、特性で優先的にサーチしたいところです。
ニンフィアVは超タイプなため霧の水晶にも対応しており、1ターン目から出しやすいポケモン。
特性を使い確実に仕事ができるでしょう。
バッジに限らずグッズであれば何でもサーチができるため、超タイプ以外のグッズを使ったコンボデッキなどでも採用が検討できます。
強力な特性ですが、使うとターンが終わるため例えばサーチして即リセットスタンプを使うなどといった動きはできないためある程度先読みして特性を使う必要があります。
ブラッキーVMAX(評価:S)
今回のブイズの中では最強候補のVMAXポケモンです。攻撃性能はそれほど高くありませんが、特性はVMAXでも最強クラスのものをもっています。
気になる特性はボスの司令と同じ効果を持っており、サポート権を使わないまま相手のベンチのポケモンをバトル場に出すことができます。
今まではドローサポートを使うとボスの指令が使えなかったため、グレートキャッチャーなどを除き手札の補強+ベンチ呼び出しはできませんでしたが、このポケモンを使えばバトル場に相手ポケモンを呼び出しながらドローも行うことができるようになりました。
ベンチにいるこくばバドレックスVMAXをバトル場に出し、ダイアークで弱点込みで一撃で倒すことも可能です。
また、ブラッキーVMAXもいちげきポケモンなためいちげきエネルギーによってワザのダメージを増やすことができます。
特性がとても強いため、ワザを使わず特性目当てで悪タイプ以外のデッキでも採用される可能性があるポケモンです。
対応しているバッジ(専用のポケモンのどうぐ)は「月と太陽のバッジ」でこれもまた強力。つけているブラッキーVMAXはサポートの影響を受けなくなり、ボスの指令の影響も受けません。ベンチにいる特性を使った後のブラッキーVMAXが狙われるといった心配がなくなります。
ブラッキーV(評価:B)
現在の火力インフレが激しいポケカでは、ブラッキーVのHPですらワンパンされることが多々あり、通常は下技は使いにくくなっています。
いちげきポケモンなのでヘルガーによるエネ加速でダメカンが乗るので、ヘルガーと併用して使っていくことが想定されます。
くろいまなざしは原作と同じく逃げられなくする効果です。どちらかというと逃げられなくするより1エネで使えるワザを持っているということが評価点です。
このポケモンの優れているところは環境では少ない草タイプ弱点というところ。弱点をつかれず、さらにこくばバドレックスVMAXに弱点をつくことができ環境的に恵まれたタイプです。
ブラッキーVMAXにも期待できます。
イーブイヒーローズ収録 ポケモン
カイロス(評価:C)
強力なれんげきナゲツケサルと対になった特性をもつポケモンです。いちげきサポート枠。
主にいちげきウーラオスVMAXがワザを使うときに黒馬バドレックスVMAXやドラパルトVMAXの闘抵抗を消すことができます。
しかし一撃エネルギーを使うことができるならばゲンガーVMAX収録のモルペコやゲンガーVなどで弱点をつくことができるので、抵抗力を無視して弱点をつくよりは弱点をついて戦うほうがより簡単に相手を倒すことができます。
無色タイプには抵抗力がないため、トルネロスVMAXがこのポケモンの特性を活かせない点も惜しい。
一方で、草タイプは鋼タイプに抵抗力を持っているため、今後強力な草タイプのいちげきポケモンが登場すれば評価が上がる可能性があります。
オニシズクモ(評価:E)
倒される前にツインエネルギーをうつしかえることができるポケモン。
とはいえワザに必要なエネルギーが多い割に与えるダメージは控えめ、かつ1進化ポケモンなので使いにくいカードです。
ハハコモリ(評価:E)
自分のポケモンを全回復できるポケモン。ツインエネルギーで動くことができますが、できるならHPが高いVMAXポケモンなどを回復させたいところ。
似たような全回復カードにモミがいますが、モミと比較するとエネルギーをトラッシュしなくて良い代わりに、2進化でありワザを使う必要があります。
2進化ポケモンであることと貴重なワザを使ってしまうというデメリットに見合うほどのリターンがないため、特殊なデッキでなければ使われることはないでしょう。回復するよりワザでダメージを与えたほうが強い動きができます。
ワタシラガ(評価:C)
特性により基本エネルギーを集めることができます。
今回収録の
マグカルゴ
エンテイ
マリルリ
マンタイン
ラグラージ(評価:C)
単に水エネルギーを加速させたいならモスノウなどがいるため、闘エネルギーを加速するために使いたいところです。
同じ2進化であり、トラッシュから炎エネと闘エネをそれぞれ加速できるセキタンザンがライバル。セキタンザンと比較するとワザの威力は高いので、アタッカー性能の違いで差別化していきましょう。
ミロカロス(評価:C)
プレイヤーと手札を対象にしたサポートカードを防ぐことができます。
現在のスタンダードレギュレーションでは主に相手のマリィを防ぐことがメインの仕事となるでしょう。
逆にいえば登場時点ではマリィ、ベンチをへらすセイボリーくらいしか持ち主や持ち主の手札に干渉する強力なカードがなく、今後マリィのようなサポートカードの種類が増えれば評価が上がるかもしれません。
防げるのはサポートだけなので相手に干渉する強力なグッズ「リセットスタンプ」は防げません。またボスの指令のようなポケモンを対象にしたサポートも防ぐことができません。
れんげきポケモンなのでオクタンに対応しており、1進化ポケモンではあるものの出しやすいポケモンです。
エクストラレギュレーションではHANDデッキで相手のサポートで手札がデッキに戻されることがなくなるなど、面白い防ぎ方ができるポケモンとなっています。
ライチュウ(評価:B)
お互いのGX・Vポケモンに50ダメージ。こちらはGXやVポケモンを使わなければ一方的に全体50ダメージを与えることができます。
しかし全体ダメージが出せるとはいえ、50ダメージは少々心もとないものとなっています。相手にトドメをさすためにワザ「10まんボルト」も使ったり、望遠スコープで火力を補うようにしましょう。
マルマイン(評価:C)
ポケモンの「だいばくはつ」というと自分のHPを0にして大ダメージを与えるイメージがありますが、こちらのマルマインはユキノオーの特性や大きなおまもりでHPをあげることで大爆発を耐えることができます。
いちげきポケモンなのでいちげきエネルギーに対応しており、カリンの信念でさらに与えるダメージを増やすことができます。
相手のツールジャマーやツールスクラッパーで大きなおまもりを無力化されるとそのままギリギリ耐えていたマルマインがきぜつさせられサイドをとられる点には注意。
ロトム(評価:E)
びっくりシュートでポケモンのどうぐをトラッシュできますが、ワザを使ってまでどうぐをトラッシュするよりはグッズのツールスクラッパーを使うほうが良いでしょう。
シビルドン(評価:E)
2進化ポケモンはゲームスピードの高速化により、ふしぎなアメに頼らざるを得ない状況になっています。
しかし今回のシビルドンの強みを出すには、1進化目(進化途中)のシビビールを経由しないといけません。
1エネで手軽に使うことができるワザを持っていますが、最低でも3ターン目以降でないとワザが使えないので非常にかみ合わせが悪いと言わざるを得ません。
シビルドンに限らず、今後2進化ポケモンのテコ入れが欲しいですね。
ワザ「ワイルドボルト」は高い威力が魅力的ですが、2進化ポケモンの強みの高めのHPを犠牲にしてしまう点がマイナスポイントです。とはいっても、現在のポケモンカードでHP160は決して安心できる数字とはいいきれません。
クチート(評価:B)
ワザ「ガブガブホールド」は相手の動きをかなり遅らせることができます。
時間稼ぎをしたいデッキでは採用される可能性があります。
フラージェス(評価:C)
れんげきポケモン版「マニューラGX」のような特性をもっていますが、2進化であるためデッキの枠を圧迫します。
その上でイーブイヒーローズ発売時点ではれんげきポケモンのエネを動かしたいカードが特にないため、今のところは出番がないポケモンです。
シロデスナ(評価:C)
ワザ「さじんあっぱく」が一見強力そうにみえますが、VMAXポケモンには使えない上にワザに必要なエネルギーがかなり多いためやや使いにくいカードです。
マーシャドー(評価:C)
一見するとにげきひっさつマニューラと組み合わせてサイドを1枚多くとることができそうですが、シャドーフリッカーでサイドを多くとれるのは次のターンからな点に注意。
マーシャドーで削る→なんらかのポケモンでトドメでサイドを多くとることができるので、デッドムーンGXなどの即きぜつさせるワザと相性が良いといえます。
ただし相手がポケモンをいれかえると効果がなくなるため、確実性にはやや欠けるのが欠点です。
マーシャドー(評価:C)
シャドーフリッカーでサイドを多くとることができますが、ワザのダメージが低いため工夫が必要です。
イエッサン
ゾロアーク(評価:D)
特性は「1進化ポケモン」が対象なため「VMAXポケモン」はこの特性で出すことができません。
1進化ポケモンを状況に応じて使い分けることができます。今後1進化で強力なポケモンが複数出れば評価を上げるポケモンです。
基本的には進化ポケモンがいるならゾロアークを採用するより進化元と採用し、正規の手段で出すほうがデッキを圧迫しないでしょう。
スモッグバーストマタドガス+ガラルマタドガスデッキは進化元の4枚しかデッキにいれることができないドガースをとりあうデッキで採用が検討できます。
ゾロアークの特性によりマタドガスとガラルマタドガスをドガースの枚数以上に採用することができるようになりました。
ゴロンダ(評価:C)
ワザに必要なエネルギーが多いので、使うならガラルファイヤーVやマニューラGX、エネルギーつけかえなどとあわせて使うと良いでしょう。
オーロンゲ(評価:D)
ワザ「しんがりアタック」により少ないエネで240と大きなダメージを出すことができるポケモンです。
その威力はいちげきエネルギーでさらに伸ばすことができます。
欠点は2進化である点とベンチのポケモンを絞る必要がある点。いちげきポケモンはヘルガーを並べたいため、オーロンゲのワザを使う場合はベンチのポケモンの枚数に気をつける必要があります。
後続の進化元のベロバーも複数並べるのが難しく、扱いが難しいポケモンです。
ペルシアン
イーブイ(評価:C)
ワザ「ブイサーチ」はイーブイにちなんでVポケモンをサーチできる効果を持っており、VMAXポケモンもサーチすることができます。
後攻1ターン目で使うことができれば進化後のVMAXポケモンを安全に手札に加え次のターンの進化につなげることができますが、それ以外の場面では他のワザを使ってダメージを与えていきたいため、活躍できるシーンは限定的であるといえるでしょう。
とはいえ、倒されてもサイドが1枚しかとられない点やクロバットVやレパルダスVなども一気にサーチできるなど序盤の安定性を上げ、さらに無色でデッキを選ばない性能は唯一無二なためデッキの選択肢として十分採用が検討できます。
ガルーラ(評価:E)
れんげきポケモンなこと以外は特に評価するところがないポケモンです。無タイプで弱点もつけず、ワザもコイントス依存で使い勝手はあまりよくないカードです。
ドーブル(評価:B)
ワザ「ライブペイント」が強力です。草・炎・水・超・雷・鋼・闘・悪・フェアリーの9種類のカードを使うことができるため、理論上は最大300ダメージを与えることができます。
そこまで手札を集めるのは現実的ではありませんが、4種類揃えるだけでも150ダメージを与えることができるのは強力ですね。
使うなら今回収録のワタシラガやチラチーノを使って手札をキープした状態でさらにエネルギーを引きに行きたい。
ワザに必要なエネルギーが2エネなのでツインエネルギーを使いたいですが、ドーブルのライブペイントは手札の基本エネルギーの種類を参照にし、特殊エネルギーは参照しないので注意。
強いカードですが、リセットスタンプやマリィで手札を戻されると厳しいので注意。
イーブイヒーローズ収録 グッズ
ぐんぐんシェイク(評価:B)
先攻1ターン目でも進化ができる規格破りなグッズです。
本来なら出すことができないガラルマタドガスを1ターン目に出すことで相手のデデンネGXやクロバットVなどの特性を封じることができます。相手の進化を封じるウオノラゴンも選択肢に入るかもしれません。
たねポケモンからいきなり2進化ポケモンを出すことはできないので注意。たとえばヨノワールを出したい場合、サマヨールに進化しておく必要があります。
V進化にも対応しているため、先攻1ターン目からVMAXポケモンになっておくことでビクティニVMAXのダイビクトリーでやられないようにすることもできます。
とても強いグッズですが、使ってしまうとターンが終わってしまいワザが使えなくなることを考えると1ターン目で強いグッズであり、それ以降は微妙なグッズとなってしまいます。
ドリームボール(評価:B)
条件は厳しいですが、2進化やVMAXポケモンをいきなりデッキからベンチに出すことができます。
シャクヤを使えばサイドにこのカードを狙ってサイドに仕込み、サイドから手札にとるときの効果を発動できます。シャクヤで手札に置くサイドの位置は自分で決めることができます。
とはいっても、現在のポケモンカードはVMAXポケモンやタッグチームポケモンなど倒すのに一苦労なポケモンが多く、このカードを狙って使うのはなかなか難しいかもしれません。
なお、シャクヤの効果処理の最中で手札に加えてもドリームボールを使うことはできないので注意。
月と太陽のバッジ(評価:C)
ブラッキーV・VMAXやエーフィV・VMAXがサポートの効果を受けなくなります。
ブラッキーVに持たせることで強力なポケモン、ブラッキーVMAXに安全に進化することができます。
強力なグッズであることは間違いないですが、ブラッキーorエーフィにしか持たせることができないという汎用性の低さがややマイナスポイント。
必要なときに都合よく引くことができないデッキ構築の場合は無理に採用する必要はないでしょう。
受け身なグッズの宿命ともいうべきか、今回のバッジの中では最も「使う側が強みを実感しづらい」カードです。
スノーリーフバッジ(評価:C)
ウィークガードエネルギー+ふうせんの効果をもったバッジ。
炎タイプ弱点のリーフィア、鋼タイプのグレイシアともに環境で強力なポケモンたちに弱点をつかれるため、弱点をなくすことができるのは非常に大きいといえるでしょう。
おまけとして逃げエネをなくすことができるので、相手が弱点をつかないタイプであったりツールスクラッパーでトラッシュされたとしても最低限の仕事はしてくれるカードです。
ふうせん感覚で使うことができるグッズですが、リーフィアV・グレイシアV以外の逃げエネを減らすことができない点には注意。
グレイシアVMAXはワザに無色エネを要求するため、ツールスクラッパーで邪魔されないウィークガードエネルギーを使うのも十分あり。
ウィークガードエネルギー+ふうせんのほうが汎用性をもたせることができるため、採用は構築次第といったカードです。
エレメンタルバッジ(評価:B)
他のバッジと違い、攻め時に使えるグッズなため持たせると確実に仕事をしてくれるバッジです。
仮にツールスクラッパーやレパルダスVでトラッシュされたとしても、次のターンに1エネを追加すれば良いのでバッジのなかではもっとも妨害されても問題ないカードといえます。
このバッジは強いですが、イーブイヒーローズVMAXスペシャルセットに収録されているブースターVMAX・サンダースVMAX・シャワーズVMAXの3種類とも微妙な性能なため、ある意味バランスがとれてるともいえます。
リボンバッチ(評価:B)
多くのバッジが必要なときに引くことができるかといった課題を抱える中、リボンバッジはニンフィアVの特性でサーチすることができるのでもっとも出番が多いバッジになることが予想されます。
VMAXポケモンを倒されても2枚しかとられない点はとても強力で、長期戦に強く出ることができます。
通常のデッキ構築はツールスクラッパーを1枚程度しか採用していないため、リボンバッジを2~4枚採用すれば確実にリボンバッジの効果を発揮することができるでしょう。
イーブイヒーローズ収録 サポート
アロマなおねえさん(評価:E)
特殊状態はイーブイヒーローズ発売時点ではそれほど環境に多くないため、このカードの活躍も限られます。
カードを引く枚数も少ないのが厳しいです。
マクワ(評価:C)
博士の研究で7枚ドローするほうがエネルギー以外のカードも稼げるので良い場合が多いですが、今回のドーブルデッキでは手札をキープしながら戦いたいため採用できます。
イーブイヒーローズ収録 スタジアム
ファッションモール(評価:D)
ふうせんや各種ブイズ専用バッジなどをつけかえることができます。
便利そうなスタジアムですが、相手も効果を使うことができる点で評価を落とします。
イーブイヒーローズ収録 エネルギー
トレジャーエネルギー(評価:B)
こちらもサイドからとる直前で発動できるカード。ドリームボールと同じくシャクヤでサイドに仕込むことができます。
実質的に1エネ加速ができるので、エネ要求が多いや無色エネを多く必要とするデッキなどでは採用すると面白いかもしれません。
なお、シャクヤの効果処理の途中で手札に加えてもトレジャーエネルギーのポケモンにつける効果を使うことはできないので注意。