ミュウ(ふしぎなしっぽ)の評価と使い方を徹底解説!

ミュウ(ふしぎなしっぽ)は強い?評価

総合評価Aランク

強いというよりは便利なカードです。

ミュウの強み

  • 《メタルソーサー》などグッズが重要なデッキを安定させることができる。
  • デッキのたねポケモンを増やしゲーム開始時の引き直しを減らせる。

ミュウの欠点

  • 現在の必須カードである特性「ベンチバリア」をもった《ミュウ》とあわせて4枚までしか採用できない。
  • 手札に加えることができるのはグッズのみ。
  • 特性は確実に手札にカードを加えられるとは限らない。グッズの採用が少ないデッキでは成功確率は下がる。
  • 特性はバトル場限定。いれかえ系のカードの採用は必須。このポケモンのためにいれかえカードを採用すると本末転倒になる可能性がある。
  • HPが60とかなり低め。

ミュウのカードテキスト

HP60 超タイプ

特性 ふしぎなしっぽ
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札を上から6枚見る。その中からグッズを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。

超無 サイコショット 30
このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。

弱点抵抗力にげる
悪×2闘 -30

ミュウと相性のいいカード

カード解説

回収ネット

特性を使い終わった後に手札に回収するカード。

役割を終えた《ミュウ》を相手に倒される心配がなくなります。

その他《ガラルジグザグマ》を使い回したりもできます。

ふしぎなアメ

2進化ポケモンを使うデッキでは必須のカードを特性で手札に加えることができます。

ふうせん

どのデッキでも採用されるもっとも汎用的ないれかえカードです。

ミュウ解説・考察

調整版ねがいぼしジラーチ!?

新しく登場した《ミュウ》はかつてスタンダードレギュレーションで使用できたねがいぼしジラーチの再来と言われています。しかし実際に比較すると別物ともいえる性能です。

ねがいぼしと比較すると、

  • ねむり状態にならない(このデメリットはエスケープボードや回収ネットの存在のためそれほど大きなものではありませんでした)
  • スタジアム・サポート・グッズ→グッズのみ
  • 山札の上から見れる枚数が5枚→6枚

スタジアムやサポートも手札に加えられるねがいぼしジラーチがやはり強すぎたためか、調整が見られます。

山札を見れる枚数が6枚になったとはいえグッズ限定となったため、対象は狭くなっています。

よって、グッズが少ないデッキでは特性が使えない可能性も高くなっています。

ジメレオンやくいだめカビゴンが登場した今では

ねがいぼしジラーチが使えなくなくなり、スタン落ち直後はある意味ジラーチロスともいえる状態となりました。

しかし、以降は新たなカードの登場により「うらこうさく」や「くいだめ」など《ジメレオン》や《カビゴン》でデッキを回すギミックが新たに開発されました。

《ミュウ》と比較すると《ジメレオン》や《カビゴン》は独特のクセがあるものの、特性を確実に発動できるという長所も持ち合わせています。

その点、《ミュウ》の特性は不確実なもののため、それらのカードと比べると役割が確実に遂行できない可能性があるのが気になります。

とはいえ《ジメレオン》は《メッソン》など進化前のポケモンを採用しないといけないためデッキの枠を圧迫する、《カビゴン》は逃げるために必要なエネルギーが多いという欠点があります。

一方で《ミュウ》はそれらのポケモンと比較すると《ふうせん》で逃げることができるため、デッキ構築を歪ませることなく、すんなりデッキに入るポケモンでもあるといえます。

もっとも使いたい三神ザシアンとの共演は数ヶ月!?

以前のレギュレーションでは《ジラーチ》を数枚採用して初手を安定させる三神ザシアンも存在したため、三神ザシアンデッキでの採用も期待できます。

特に《メタルソーサー》が重要とされ、またゲーム開始時はバトル場に三神以外のポケモンを出しておきたい(オルタージェネシスGX前に倒されないようにするため)このデッキとは《ミュウ》はよくマッチしています。

しかし、《ミュウ》の登場時期は10月。

Cセグメントである三神は海外では10月には使えなくなっており、日本でも年内、遅くても年明けにはSMCカードが使えなくなることが予想されます。

今回の《ミュウ》が三神とスタンダードレギュレーションで共演できるのはかなり短いことが予想されますが、試してみる価値は十分あるといえます。

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