今回は、前回までの続きということで、当日レポートを中心にお送りしていこうと思います。
目次
前回までのあらすじ
なんやかんやあったけど、ギリギリのタイミングで本戦に持ち込みできそうな本命リストをついに見つけた!と思ってたら、本番直前にその存在が公になってしまった。
どうなる当日?
当日持ち込み候補となった複数のリスト
今回、試合前に3種類のリストが当日の持ち込み可能なものとして手元にありました。
その内、2つは自作リストであり、その差異は「狡猾な落とし穴」の採用の有無が中心となっています。
これらは同じく本戦参加者であり、調整メンバーでもあった「つるぎ@昇龍会」さん(スイス予選19位)とも共有していたものです。
残る1つは、「TsunTsun」さんに共有してもらったリストです。
この時点で、「なぜ複数のリストを準備しているのか?」という疑問が出てくると思うので、先に補足説明を加えますが、予選形式がデッキ変更自由のスイスドロー形式だったことに起因しています。
そちらを先に説明した上で、各リストの簡単な解説を加えていきます。
スイスドローという独特のゲーム性
スイスドローは、勝利数が同じプレイヤー同士がマッチングされ試合を行い、それを決められたセット数こなし、最終的な勝ち点で順位を決めるという形式です。
今回ですと、予選6ラウンドとなっていました。
このゲームシステムは一見、シングル戦×6という単純な試合に見えますが、実は1試合ごとの重要性には開きがある形式であり、その中でも、初戦の勝ち負けが非常に重要な対戦形式です。
何故なら、初戦を負けて下位卓に放り込まれてしまうと、自身が想定した本来のメタゲームとは違う環境でゲームを行わなれければならなくなるからです。
下位卓に落ちてくるプレイヤーは、運が悪いか、そもそもの持ち込みが間違っていたため、順当に負けてきたか、のどちらかです。
もちろん、持ち込みが間違っている人は、下位卓でも勝たないので、下位卓の奥に行くほど、カオスなメタゲームが形成され本筋からかけ離れたメタゲームに巻き込まれることとなります。
そのため、事前の予想の精度が高く、適切な持ち込みを行っている人ほど、上位帯では勝ち星が稼ぎやすくなります。
逆に言えば、下位卓に沈み続けるほど、本来の上位帯とは違う歪んだメタゲームに巻き込まれてしまいます。
こうなってしまうと、本来想定していなかったようなデッキとの対面が増え、無駄な負け筋を産んでしまいます。
本来、当たるはずがないと割り切っていた対面との遭遇も覚悟しなければなりません。
そのため、上位卓に残り続けて、適切なメタゲームに参加したいと考えるなら、序盤を2-0、3-0して、綺麗な流れに乗る必要があります。
多くの参加者はこの「綺麗な流れに乗る」ための準備をした上で予選スイスに臨んだものだと思っています。
ですが、最序盤をコケた時に、本戦上位でしか使わない純粋なメタゲームに特化させたリストしかなかった場合どうなるかといいますと、察しの良い方はお気づきでしょうが、泥沼に引き込まれる可能性があります。
そのため、本戦上位卓での使用を前提としたリストだけでなく、下位卓に落ちてしまった際の保険となるプラン、リストもまた重要となるわけです。
今回のスイスドロー予選では、事前に提出したリストで試合を行うのではなく、試合ごとにリスト変更が自由であるため、それを前提として、下に落ちてしまったときのセカンドプランを用意していました。
スイス直前の事前評価と各階層でのデッキ分布予想
ミッドレンジオノマト
2枚以上の「ガガガヘッド」に加えて、「ドドドドロー」「希望皇オノマトピア」を採用したアグロプランも可能なオノマトがこの分類に当たります。
本大会のナンバーワン候補。
見込んでいた戦績は4-1-1、勝負所を拾えたら5-1達成が可能なデッキという評価です。
当初は後述の「コントロールオノマト」を筆頭とする罠デッキに弱いとされていましたが、先攻トレミスを起点とするコントロールプランが認識されていなかったが故の評価だったと言えるでしょう。
コントロール軸との比較として、
- 有効牌の数を競い合うゲームになりがちなオノマトミラーにおいて、素引きが浮きやすい「ガガガウィンド」を採用しなくてよい
- 「オノマトピア」を絡めたブン回りムーブを備えていることで、対「サンダードラゴン」を筆頭に広い対面に勝ち筋を生むことができる
といったように「オノマトピア」及び「ドドドドロー」は重要なパーツとなっていました。
環境毎に構築を適切にチューニングする必要がありますが、それさえクリアできれば間違いなく環境で一番強かったデッキだったと言えるでしょう。
おそらく、当シーズンで、予選スイスをマッチングに左右されずに自力で抜ける可能性があった唯一のデッキではないかと考えています。
私の持ち込みデッキとなったデッキでもあります。
コントロールオノマト
3枚の「ガガガヘッド」「ガガガウィンド」、その他多くの罠の採用を行い、「ガガガヘッド」から獲得するリソース量で相手を圧殺するデッキです。
KCGT1stステージのスイスにて、広く世に知れ渡った(そして瞬く間に規制された)デッキです。
大会の目玉であり、台風の目であり、カジュアル層の視聴者からのヘイト対象でもありました。
事前に見込んでいた戦績は3-2-1。
適切なプレイと構築の「ミッドレンジオノマト」、及びブン回った「サンダードラゴン」に破壊されると考えており、その予想から最低2つの負けが付くことが事前に予想されたため、軽く調整したものの、最終使用候補には挙がりませんでした。
サンダードラゴン
使い手と当日の運によって戦績がブレるものの、「ミッドレンジオノマト」と並んで最有力だったデッキです。
見込んでいた戦績は3-1-2。
3-1までは確定で見込めるが、マッチアップ、及び当日の運によって予選抜けができるかが決まると考えていた枠です。
上位帯には一定数の「サンダードラゴン」使いがいると考えていたものの、それが特定個人であるとまでは言えないデッキだな、という評価でした。
「オノマト」に勝る利点として、基本的な構築部分がほぼ完成されていた上にとにかく強く、スキル「デスティニードロー」で触る札の採択さえ間違わなければ、後はデッキが回るかどうかの勝負が可能だったことが挙げられます。
これにより、その他デッキが抱えていた「札採択によって、マッチング毎に裏目が発生する」という問題を抱えにくかったと考えています。
そのため、プレイングに自信があるなら最もスイスドローでの持ち込みがしやすかったデッキではないかと考えています。
運に関しては、何かしら持っていないと上がれないのは、「サンダードラゴン」に限った話ではありませんし、ここで問題にするほどの事ではないでしょう。
事前のメタゲーム分布予想
前述のデッキ評価を元に、ざっくりとしていた事前予想ですが、
スイス上位卓に残るのは、
複数の「ミッドレンジオノマト」と、少数の運の良かった「コントロールオノマト」、複数の「サンドラ」
を基本に考えていました。
そして、下位卓は、
「コントロールオノマト」を筆頭に罠デッキ、その他Tier下位デッキ
が主流になると想定していました。
そのため、下位卓用のリストは特に対罠、対ローグを意識した構成が重要であり、サンドラは切ってもいいという判断で、持ち込み準備をしていました。
構築の基本と事前に用意していたリスト3つ
というわけで、ようやく当日持ち込みとなったリスト解説に移ります。
メインプランは概ね共通しているので簡易的な解説に留めます。
・ガガガヘッド
投げた数だけゲームの勝利が近づくカードであり、ミラーのアドバンテージゲームのキーカード。
2枚目までの採用は必須だが、3枚目の採用は初手被りが負け筋となり、それを解消するために「ガガガウィンド」という負け筋の採用が付いてくるという悩ましい枠となっていた。
感覚的には2.5枚採用が欲しかった枠だが、「ガガガウィンド」採用がどうしても許容できなかったため、2枚採用に留めることでFAとなった。
・オノマトピア
対「サンダードラゴン」のキーカード、およびリソース勝負の要。
存在がランク4への橋渡しとなるカードであり、「ドドドドロー」を絡めたブン回りでも勝利に貢献する。
また、「ドドドドロー」が絡まずとも、「シスター」+「バンチョー」との3枚コンボでランク6+ランク4の構えを取ることができるということが非常に重要だった枠。
特に上記の3枚コンボから、初動で「ライノセバス」+「ローチ」の場面を作ることができたのは非常に評価されるべきポイントであり、各ランク6、ランク4を場面に応じて切り替えることができたことから柔軟性にも富んでいたため、1枚の存在がゲーム展開を大きく左右した。
スキル「オノマト変化」の存在もあり、構築から外すという選択自体があり得なかった枠といえる。
「ドドドドロー」なしでも採用するべき1枚で、その枚数はリストの求める指針次第で柔軟に変化する。
これを排した構築が出回っていたことも、コントロール軸の「オノマト」の評価を下げていた理由となった。
ドドドドロー
ピアを採用しているため少数なら確実に入れ得の部類のカード。
構築次第で採用枚数が変わったが、Tier下位層のデッキには、「ドドドドロー」成立がゲームを決定するだけのパワーがあったため、序盤は特に重要だと考えていた枠。
恐牙狼ダイヤウルフ
7枠目のエクストラに入っていた枠。
基本的には、ボードに残ったバンチョーの釣り上げなどを起点にダイヤウルフ、ボルトでバック踏みを行い、後続のヘッドを通していくのが主な役割。
ダイヤウルフを除いた6枠のエクストラは必須だったが、7枠目は役割持ちが多く選定が悩ましかった。
他の候補は先攻で使い捨てを視野に入れた「トレミス」の2枚目が筆頭だったが、ダイヤ、トレミス共にあった時に罠ビで使いやすく、ミラーではトレミスは1枚で十分だったことからダイヤウルフの採用に踏み切った。
本戦では私は使用する機会はなかったが、リストを共有していた「つるぎ@昇龍会」さん(スイス19位)は、ダイヤウルフを交えた罠踏みで際どいゲーム取得をしており、気になる方は予選のリプレイから確認ができると思われる。
ここからは、各リストの補足解説に入ります。
狡猾採用型
本番1時間半前まで調整して回していた枠。
魅力的なのは「狡猾な落とし穴」採用によるブン、及び対面破壊性能。
たしか、1回使ったかどうか。
中立案
2つ目のオリジナル構築であり、「つるぎ@昇龍会」さんがフルで使用してくれたリストでもあります。
「狡猾」を絡めたブンよりも初動の安定性を重視したシスターの複数枚採用と、ブン回り要素の「ドドドドロー」の最大枚数採用が特徴。
ラウンド3で使用した(はず)。
つんつん号
本番1時間ほど前に最終ミーティング行った際につんつんさんから受け取ったリストを、(勝手に)聖杯とデモチェの枚数をいじって使用したもの。
ピア、ドローを最小限の採用に抑えたことで、ブンを備えつつ、堅実な試合運びができることを目指したもの。
意見交換の結果、直前まで調整していた「狡猾」入りのリストではなく、こちらをベースとして使用することを決めた。
聖杯だけはどうしても負け筋になるような気がしていたため、ラウンドを経て環境が変わるごとに4枠目のバック干渉枠に交換されていくこととなった。
詳しい解説は本人がYoutubeにてまとめてくださっているのであまり語れる部分はありません。
これら3つのデッキリストを元に大会に臨むこととなりました。
また、調整過程でコントロールオノマトを調整した結果、明らかに構成が「狩場ハーピイに弱い」ことに気付きましたが、そこまで気付いて「ハーピイ」の持ち込みが行われる可能性は高くないと楽観的に考えていました。
しかしながら、「コントロールオノマト」が流行した場合、「狩場ハーピイ」の持ち込みが少数行われる可能性自体はあったため、「禁じられた聖槍」を「サイクロン」に変更する、というプランもリスト以外にオプションプランに加えてありました。
実際、ラウンド数が重なるほどに「ハーピイ」の抜け率が話題となっていったため、ラウンド間に「ハーピイ」の分布を確認して「サイクロン」を少しずつ増やしていったという経緯もありました。
下記のリストは順番にラウンド5、ラウンド6で持ち込みを行ったリストであり、それぞれハーピイとマッチングしています。
簡易当日レポート
1回戦 Vino(ミラー) ×
ミラー、先攻、手札事故という三重苦。
泣きながら展開を行い、お祈りで妨害を打つも複数枚の「聖槍」に阻まれ負け。
プレイが絡まない負けだったため一周回って気落ちすることはなかったものの、大事な初戦を落としてしまったことで非常に厳しい幕開けとなってしまう。
2回戦 SEM Raymond(ミラー) ○
下位卓になってしまったことから、ローグデッキとの当たりを考慮して狡猾入りのリストにした気もする。(正直覚えてないし関係なかった)。
悲しみの先攻だったが「ライノセバス」展開に成功し、返しにアドバンスヘッドから詰めにいきつつ妨害を要求すると、なんと、「底なし落とし穴」が直撃。
2枚の「月の書」でゲームするしかない、と覚悟を決めてターンを渡す。
返しの相手のヘッド展開に月→槍→月2枚目→槍2枚目と綺麗なリレーが行われ、ゲームの負けを覚悟するも、相手のヘッド達がエクサビートルに変身したことで事なきをえる。
返しにアドバンスヘッドから勝ち。
3回戦 世界のYAZAWA(月光)○
まだ下位卓であるため、ローグデッキとのマッチングを想定して、ドドドドロー重視の中立案でデッキ提出。
念願の後手をゲット、お相手は月光。
先攻「サーベルダンサー」が成立するも、「ライノセバス」がそれをクリアし、順当に勝ち。
4回戦 hAru (サンダードラゴン) ○
この辺りから、ハーピイの勝利報告が話題になり始める。
2-1ラインのサンドラの生存数次第で「サイクロン」の2枚目を検討するも、割り切るには数が多すぎる、ということで、「聖槍」多めの構築のままで提出。
初手はフルモンな上に先攻。
対戦相手がおそらく「サンダードラゴン」であることから、お祈りで「バウンサー」単騎エンド…を目指すも、着地にラグ発生でトリケライナーまで確定。
泣きながらターンを返そうとすると、対戦相手が10秒程度の思考の末にエンドフェイズにトリケライナーを温存。
一連の悩み方から、動けるハンドではない可能性を考慮し始める。
返しのターン、予想は的中し、相手は壁+伏せのみと異常なまでの事故。
返しにトップの「ドドドドロー」からハンドを完全に復活させ、更には「デモチェ」を引き込めたことから、最低限「レヴィオニア」ケアはできていると考え攻撃に転じることを決意。
「トリケライナー」だけをケアしながら誘発確認も兼ねて殴りを入れてみる…と、何故かそのまま全部通ってしまって勝ち。
下振れVS超下振れの低み対決を制した当日の山場ともいえる試合となった。
5回戦 GoodLoser(ハーピイ) ○
懸念対象であったサンドラとのマッチングを1度消化したことで、2度目はなさそう、という謎の自信と読みからサイクロン2枚目を採用してハーピイへ寄せた構築で持ち込みを行う。
この日一番、選択肢のある良ハンドをもらい、「聖槍」温存や、「ライノセバス」使い捨てのような余裕のあるプレイから、「ヘッド」が綺麗に通って勝ち。
6回戦 Uchihaleandr(ハーピイ)×
5ラウンドが終わった時点で4-1ラインのメンバーを確認し、「サンダードラゴン」保有者がほぼ全滅していることを確認。
ハーピイ、メガリス、その他の「サイクロン」が有効な持ち込みを行っているプレイヤーが増えていたため、「サイクロン」を3枚にして勝負に出る。
こちらのハンドはピア、月、サイクロン、デモチェ、と本日5度目の先攻&3度目の事故。
「安定感を求めてのデッキ選択なのに、マジでやめてくれや~」となりつつ、プレイを行い、厳しいながらも一時期はトップ勝負にまで持ち込んだものの、相手にチャネラーを2連続トップされ、跡形もなく消し飛ばされる。
大会後にリプレイを確認するとハンド格差が酷すぎて笑えるレベルとなっていた。
まことに無念である。
とはいえ、サイクロンを狩場に先撃ちして「月の書」を温存するプレイなど、少ない選択肢ながら方向性自体はまだ色々あったので、正着を辿れていたら、もう少しマシだったかもしれない。
結果のまとめと感想
0-1からの18位通過
予選スイスを終わって4-2、結果は18位で終了。
初戦負けで始まってしまったため、ほぼ上がり目はないと思われていたものの、
- 0-1ラインで戦った[SEM]Raymond選手が腐らずに0-2から4-2まで稼いでくれたこと
- 自分が負けた2人が両方とも5-1だったこと
といった風に、様々な幸運が重なり、負けたと思えないほどいいポジションを取ることができた。
これにより、後日、繰り上がり枠が発生したことで、本戦決勝ステージに駒を進めることが可能となった。
丸一日下振れを呪い続けた1日ではあったが、最終的な結果を、見るに、会場で一番運が良かったのは自分だったのかもしれないと考えるまでに至った。
結果への感想
上位帯の分布は非常に予想通りの分布になったな、といった感想。
特に5ラウンド目が終わった時点で5-0していたプレイヤーの持ち込みが「オノマト」×2.「サンドラ」×2だったのはあまりにも順当過ぎた。
これら以外に6-0のポテンシャルがあるデッキはないと考えていたため、結果自体に驚きはなかった。
参加者の持ち込みの中で最も感銘を受けたのは、6-0した「Mint」選手の「魂鎮壷」が入ったコントロールオノマト。
正直な話、運と相手の練度不足でしか勝ちあがりがないと予想していた「コントロールオノマト」だったが、環境予測を適切に行った持ち込みとラウンド間の微調整で6-0を勝ち取ったのは、スイスドロー形式を非常に理解していたが故だと考察している。
スイスドローのいい流れに乗れた好例であると同時に、プレイヤーの実力が反映された結果だと言えるだろう。
それ以外の5-1デッキは、基本的には、「コントロールオノマト」に対するメタデッキであり、予選スイスにおいて平凡な「コントロールオノマト」は負け組に分類されるデッキであったことは間違いないと考えている。
予想通りとはいかなかった部分もあった。
自身の想定外の伸び方をしていたデッキはハーピイ。
事前に対策枠の格はあると考えていたが、まさかあそこまでシェアを伸ばすとは思っていなかった。
途中報告を受けてか、ラウンド間でハーピイに乗り換えたプレイヤーも一定数確認できていたため、乗り換えを決断するに足る思考力と、それを可能にする普段からの練習、それらをひっくるめた参加者の対応力の高さを正直低く見積もっていた結果ともいえる。
この、「参加者が対応可能な見積もりの範囲」を1段階引き上げたことで、参加者の解像度が1段階上がったと考えており、この後に続く世界大会本戦でも、どの程度まで対応してくるのかの線引きが引けるようになったため、重要な体験だったと考えている。
これらの経験、観測を経て、自力獲得とはならなかったもののネクストステージへの切符を手に入れることとなり、後日、世界大会決勝に参加するための調整を行っていくこととなった。
今回はここまで。
次回からは、世界大会本戦決勝ステージの調整録をお送りしていこうと思う。
それでは、皆さん、またお会いしましょう。