リミットレギュレーション予想 アナコンダは禁止になるのか?
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今回は今週末に迫ったリミットレギュレーションの改訂に向けて、個人のリミットレギュレーション予想をつらつら書き述べていきたいと思います。

結論から申し上げますと、今回私は《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》が禁止になると考えていません。

また今回は予想するにあたって、規制されそうなカードだけを取り扱い、緩和予想は行わない方針でいこうと思います。詳細は記事最後に述べます。

それでは参りましょう。

制限改訂カード予想リスト

禁止

  • アーティファクト・デスサイズ
  • D₋HEROディバインガイ

制限

  • 幻影騎士団ティアースケイル

  • プランキッズ・ミュー

準制限

  • 幻影騎士団サイレントブーツ
  • スキルドレイン
  • 強欲で金満な壺

禁止カード予想

アーティファクト・デスサイズ(禁止第一候補)

効果の成立でゲームが終わってしまう場合も珍しくない、凶悪な封殺カードです。
今期の先攻ゲーを加速させている戦犯カードの1人といえます。

今期の「デスサイズ」は「デストロイ・フェニックスガイ」との組み合わせがあってこそ、採用が行われているカードです。
そのため、「デストロイ・フェニックスガイ」関連の規制も合わせて考えるべきカードであるといえます。

また、多少オーバーキル気味な性質も相まって、現在は採用率も少し下降気味になってはいます。
これらのことから、単体で禁止にするべきではない枠の可能性はあります。

しかしながら

  • 「デスフェニ」が絡まずとも、「アーティファクトの神智」と合わせて、妨害しにくい先攻プランとして、一定の使用率を誇っていたという過去の実績
  • 今後、「デスフェニ」とのコンボのように、安定した先攻制圧が繰り返し開発される可能性があることから、後続のカード開発に縛りをかけている、という負の性質

これら2点から、将来性まで加味して、禁止指定が行われるべきカードであるといえるでしょう。

直近のストラクで再録されているという事実がノイズですが、売り逃げ上等規制は定期的に行われるため、あまり気にしていません。

D₋HEROディバインガイ(誤認逮捕)

 

今回の誤認逮捕枠です。

皆さんもご存じの通り、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」及び「捕食植物 ヴェルテアナコンダ」は環境における最重要対策対象であり、関連カードの禁止指定は半ば確定的であると考えています

しかしながら、「アナコンダ」は今回は直接の規制を免れると考えているため、その場合は「アナコンダ」に変わる禁止カードを出さなければいけません。

その点において、「ディバインガイ」を禁止すれば

  • 「デスフェニ」ギミックが獲得できるリソース量を削ることができる
  • ドローがなくなるため、関連素材の素引き時のリスクがさらに致命的なものとなる
  • リソース差による負けがなくなるため、単除去での対策などが現実的なプランとなる

といった形で、「デスフェニ」本体を禁止せずとも、出張運用のパワーを大きく引き下げることができることがお分かりいただけるかと思います。

「HERO」デッキにとっても多少の痛みを伴う規制となりますが、「フュージョン・デスティニー」及び「デスフェニ」本体が残る分、ギリギリ許せる規制となるはずです。

いうならば「大人の事情」による規制であり、後に「アナコンダ」が禁止された際に釈放されることがほぼ確定しているカードとなる予想です。

制限カード

幻影騎士団ティアースケイル

「幻影騎士団」デッキが圧倒的なトップメタであった事実を鑑みて、デッキパワーを下げるための制限予想です。

書いてあるテキストが明らかに頭がおかしいので、まあ妥当な評価でしょう。

プランキッズ・ミュー

「幻影騎士団」ほどの圧倒的な支配力はありませんでしたが、十分なパワーを持ち、規制後の危険分子となりうる「プランキッズ」デッキへの規制です。

正直、制限は重過ぎるかもしれないとは考えましたが、直近のKONAMIの規制方針が、ギミックの根幹や初動成立ルートを最低限までは許容し、過剰なリソースや展開ルートを削る指針が多くみられるため、制限指定は十分にあり得ると考えています。

準制限カード

幻影騎士団サイレントブーツ

はしゃぎすぎたので、「ティアースケイル」と合わせて、懲罰的な意味合いが強い規制です。

形だけとはいえ、反省している姿勢は見せなければいけませんからね。

スキルドレイン

「エルドリッチ」デッキのキーカードとしての運用を鑑みての予想です。

各種ドローソースから「スキルドレイン」へのアクセスを目指すことだけが勝ち筋のデッキは、あまりに不健全であるとの考えがその根拠です。

採用可能な枚数を絞り、アクセスすることをコンセプトにするには少し不安定であるが、引ければ大きく勝ちに近づくカード程度の位置づけにするために、準制限指定が妥当だと考えます。

強欲で金満な壺

「強欲で貪欲な壺」と同じく、ほぼリスクのない強力なドローソースであり、採用率の高かった同カードが規制された事実と、「スキルドレイン」へのアクセス率を下げるため、という2つの理由から、準制限指定が妥当だと考えます。

ストラクでの再録も規制の根拠となります。

その他の話題になりそうなカード達

捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ

明らかに禁止カードになるべき性能と性質のカードですが、今回は規制が見送られるとの予想です。

  • 「烙印融合」との組み合わせによる新たな遊び方の提供
  • パワーの下がった「デスフェニ」の動向を見定めるリトマス試験紙
  • 直近に収録パックが再版されている

これらの要素がその根拠となります。

私は「アナコンダ」を禁止するべきである、という立場です。
とはいえ、今回は規制されないと予想しています。

アラメシアの儀関連

正直な話、「デスフェニ」出張ギミックよりも明確な環境のガンであり、真っ先に規制を要求したいカード群だと考えています。

「アラメシアの儀」から始まるローリスクな仕掛けにゲームプランを破壊されてしまうデッキの数は多く存在しており、これら一式の存在が環境に参入できるデッキの数を大きく制限しています。

採用可否でデッキパワーに明確な差が生まれてしまうことから、早急な規制が必要だと考えますが、KONAMI側の販売戦略を考えるとそれも難しいでしょう。

再販もかかったばかりでタイミングも最悪といえます。
今回の規制は望み薄と考え、気長に向き合っていくしかないと諦めているカード群です。

王宮の勅命

個人的にはグッドサイドカード認識であり、禁止に片足を突っ込んでこそいるものの、現状は必要悪であるとの認識です。

「アラメシアの儀」関連カードが規制されない予想である以上、その対抗馬もまた必要となるからです。

なぜ緩和予想は行わなかったのか

本記事では、冒頭でも述べた通り、規制対象を予想しましたが、緩和に関してはノーコメントとしました。

これがなぜかと言いますと、規制候補は、環境での実績を踏まえて最低限の理屈をつけて選ぶことはできるが、緩和に関しては、完全にKONAMIさんの気分次第なので、あまり予想する意味合いはないと考えているからです。

しいて挙げるなら「転生炎獣ガゼル」が準制限になってくれたら嬉しいな~、くらいの私的感情が混ざったものとなりそうなので、個人の願望に過ぎないものを垂れ流すのは趣旨が違うと考え、除外したわけです。

まとめ

今期は環境デッキも酷い偏り方を見せており、「デスフェニ」ギミックを筆頭に規制されるべきカードも明瞭な環境であったことから、比較的素直な予想となりました。

あとは、のんびりと今週末のリミットレギュレーション発表を待ち、答え合わせを行おうと思います。
よければ、一緒に楽しめれば幸いです。

今回はこの程度で切り上げ、また次回以降に繋げていきたいと思います。
それでは、皆さん、またお会いしましょう。

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